なぜあなたの仕事は終わらないのか
中島聡さん:マイクロソフト Windows95の基本設計をした方。
能力が高い人には勝てない → やり方次第で勝てる!
時間を制するものが仕事を制する
応用問題が終わらないとテストは終わらない。
終盤にある応用問題。どれくらい時間がかかるかわからないもの。
最初に頑張るアメリカ人、最後に頑張る日本人。
アメリカ人は朝活する。
日本は遅くまで残るのが正義。これじゃ生産性悪い
「なるはや」を辞めれば緊張感が生まれる。
根拠がないから、怖いからなるはやを使う。締め切りがないと人は動かない。
がむしゃらで仕事をしすぎると「トンネリング※」になる。
※処理能力が下がり、出口の光も見えていない、疲弊する状態
余裕を持っておけばよかったの経済学
ある病院での手術室の話。2つしかなかった手術室。
医師を残業させるか手術室を増やすしかない。
そこでこの病院が取ったのは1つの手術室を開けておくということ。
スラック※(=緩み・たるみ) を残すことで、1つの手術室でスケジュール通りにオペを。
もうひとつで急患に対応。予定されていたオペが予定通りにできることで無駄にならない。
結果、こなせる手術が5%増えたらしい。
※スラック:心理学用語で余裕という意。
スマホアプリがアップデートを繰り返す理由。
振り返れば100%も80%とかにみえる。
3500個のバグがあっても世界は変わる→Windows95の発売当初
全ての仕事はやり直しになる
プロトタイプをつくれ。
石膏像をつくるとき眉毛から始める人はいない。
プロトタイプを作ると直すべき事実が早期発見される。
待ち合わせ30分前にスタバでコーヒーを飲め。
待ち合わせ直前に気付くことはある。「誤差」での失敗を避けるために余裕を。
花さえ用意できれば、裏で昼寝していてもいい。
花を頼むことが仕事ではない。花をそこに用意することが仕事。
あなたの仕事は規律を守ることじゃ無い。仕事を終わらせること。
認知資源を使わない
出勤前の服選びでつかれてどうする。
ジョブスとかは同じ服を着る。決断疲れしないように。
ビルゲイツの意思決定は光速。
大きな2つのプロジェクト、どちらかを選択する大きな社内会議。ビルゲイツは3分で結論を出した。
ロケットスタート術
嫌なことをやめるには効率化するしかない
嫌なことを他の人に押し付ける。やりたくないと駄駄を捏ねる。
説明できないなら先に形にしてしまえ
企画を早く形にした人が勝つ。
筆者は英語が苦手だったがプロトタイプを作って見せた。アジャイルの重要性
締め切りは絶対守るもの。
予期できぬ仕事に関して、「2割の時間で8割完成したら締め切り守れます」と伝える。
崖から飛び降りながら飛行機を作る。
健康には気をつける。これで早めに提出するのはNG。
健康もある、誤差もある。
朝が最強の理由
- 外部要因の締め切りが設定できる
- メールをチェックする必要がない
- 話しかけてくる人が少ない
ラストスパートは諸悪の根源
人が習慣を身につけるには66日間必要。
ワクワクすることを仕事にする
崖を飛び降りながら飛行機をつくれ。
これは日本でTOEICの勉強するより、英語の環境に身を置いた方が圧倒的に早い。
もちろん、高得点取れる優秀な人は別。わたしは無理。
集中力は好きだから自然と出てくるもの
学生のうちに天職に繋がる手がかりをつかむこと。
「好きで好きでたまらない仕事」を見つける。
未来を予測する方法はそれを発明することだ「アラン・ケラー」
やりたいことをやりたいなら、今の仕事とその仕事の共通点を探し出せ
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。